外構の印象は変わる!おしゃれな門柱デザインのポイント
外構にはさまざまな設備があり、そのなかでも強い印象を与えるのが門柱です。門柱のデザインによって、外構や住宅全体の印象や使い心地も大きく変わります。この記事では、門柱の役割やおしゃれなデザイン、門柱の選び方などを解説します。外構設備にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
外構における門柱の役割
門柱とは、名前の通り門の支えとなる柱のことです。門柱の基本的な役割としては、門を支える柱としての構造的な役目があげられます。ただし、近年の外構設備においては表札やポストなどの役割も持つ機能的な外壁状の構造物を指すことも多くあります。都心部などの住宅街では、門を取り付けると外構や住宅に閉塞感を与えてしまいます。門を取り付けず、機能的な門柱のみを設置することで、外構に解放感を与えることが可能です。インターホンやポストつきなどの門柱を取り付ければ、複数の外構設備を用意する手間やコストを省くこともでき、近年人気が高まっています。門柱は、単なる門の存在だけでなく、利便性やデザイン性を兼ね備えた役割を果たすのです。
門柱で人気のおしゃれなデザイン
外構において門柱は、単なる門の支えではなく、デザインや機能性においても重要な要素となっています。木製、コンクリート、ブロック、タイルなど、異なる素材の門柱が存在し、それぞれが特有の魅力を持っています。住宅や外構の雰囲気に合わせて選びましょう。
木製の門柱
木製の門柱は、天然木ならではの暖かい雰囲気を外構全体に与えてくれます。和風な雰囲気も出しやすいため、古民家や和モダンな雰囲気の住宅との相性も良いでしょう。木製の門柱は、ほかの門柱と比べると費用を抑えやすい種類も多く、外構設備にかかる費用を抑えたい方にも最適です。ただし、天然木の門柱は定期的なメンテナンスが必要です。屋外に設置する門柱は雨風の影響で劣化しやすく、木材は腐敗やシロアリなどの被害も受けやすいです。
コンクリートの門柱
スタイリッシュな住宅や外構に合うのが、コンクリートの門柱です。打ちっぱなしのコンクリートの門柱なら、より都会的でクールな印象を与えてくれるでしょう。門柱は一般的に門を支える柱のイメージがありますが、コンクリートの外壁のように範囲の大きな門柱を設置することも可能です。庭先の目隠しになり、空き巣被害などを防ぐ役割も果たしてくれます。
ブロックの門柱
ブロックを積み重ねて作る門柱もあります。コンクリート門柱と同様に外壁、目隠しのようにすることも可能です。コンパクトなブロック門柱なら、表札やポストなどを取り付ける際にも役立ちます。使用するブロックの種類によって、スタイリッシュにも優しい雰囲気にも変えられます。住宅や外構デザインに合わせて、最適なブロックの種類を選ぶことも大切です。
タイルの門柱
土台にタイルを貼り付けるタイプの門柱もあります。タイルは種類が豊富にあり、大判のものなら乱雑な印象を与えずすっきりシンプルな外構によくマッチします。カラーバリエーションも豊富にあるため、温かみを与えたいならブラウン系、スタイリッシュにしたいならグレーやブラック、玄関先を明るくしたいなら白系など、好みの色を選びましょう。タイルは素材や使用量によっては費用がかさみやすいので、予算と相談することも大切です。
機能性の高い門柱
機能性を重視した門柱も多数あります。門としての役割ではなく、インターホン、ポスト、表札の役割を持つ門柱が該当します。通常、インターホン、ポスト、表札などは住宅に取り付けることが一般的です。ですが、門柱に設置すれば他人が外構に不用意に入ることを避けられ、住宅自体に設備を設置する費用もカットできます。玄関から外構までのスペースが広い住宅に住んでいる方は、高機能な門柱を設置することで防犯や費用削減の効果も高められるでしょう。
門柱を選ぶ際の5つのポイント
門柱を選ぶ際に意識したいポイントを5つ紹介します。住宅や外構との兼ね合いも考えながら、最適な門柱を選びましょう。
外構が狭い印象になる可能性を考える
門柱は、外構デザインをおしゃれにしたり不審者の侵入を防いだりする効果がありますが、外構が狭い印象になる可能性があります。実際に門を設置しなくても、外壁のように広範囲に高さのある門柱を設置すると、同じ広さでも外構が狭く感じてしまいます。外構が小さく、室内外から見て閉塞感を減らしたい方は、できるだけコンパクトな門柱を選ぶようにしましょう。
幅は広めに確保する必要がある
実際に門を取り付けるために門柱を設置するなら、幅は広めに確保しましょう。門柱と門柱の幅が狭いと、家族で出入りするときなどに不便に感じてしまいます。また、背の高い門柱が2つ並ぶことで外構が狭く見えてしまうため、できるだけ閉塞感を与えないためにも幅を広く取ることが大切です。将来ベビーカーや車椅子で通ることも考慮して、ゆったりと余裕のある幅を考えましょう。
外構デザインとの相性を考慮する
門柱のデザインは多数ありますが、外構デザインとの相性も考慮する必要があります。外構がスタイリッシュなデザインなのに門柱がアンティークな雰囲気だと、外構全体の統一感が失われてしまいます。古い家に増設したような違和感のある印象を与えてしまうため、住宅や外構のデザインにこだわりたい方は要注意です。多数の門柱の施工事例がある外構工事業者に相談すれば、最適な組み合わせなどのアドバイスも受けられるでしょう。
インターホンやポストの機能を考える
インターホンやポストつきなど、高機能な門柱を設置する場合は、機能性を考慮しましょう。玄関先まで他人に入ってきてほしくない方には、インターホンつきの門柱が適しています。ですが、道路に面している家の場合、訪問者が住宅の前で車どおりを気にしなければなりません。ポストつきの門柱の場合、郵便物を取るために1度家から出なければならないデメリットもあります。実際に生活するときのイメージもしつつ、本当に必要な機能かどうかをよく考えましょう。
駐車のしやすさをイメージする
外構に駐車スペースがある場合、駐車のしやすさも考慮して設置場所を考えましょう。門柱の設置位置によっては、駐車がしにくくなる可能性があります。バックで駐車するときに門柱をこする可能性がある、余計な切り返しをしなければ駐車スペースから出にくくなるなど、外構の使い勝手が悪くならないような配慮が必要です。車の出し入れを考えたうえで門柱を設置するには、駐車スペースとは反対側に門柱を設置する、コンパクトな門柱を設置するなどの対策があります。外構デザインだけでなく、実際に生活を続けるうえでストレスにならないよう配慮することも大切です。
デザインや利便性に優れた門柱の施工事例
住宅や外構に合う門柱や快適に長く使える門柱選びに迷ったら、当社へご相談ください。外構工事専門業者として多数の施工事例があり、実際の工事だけでなくデザインのご提案も行っております。
ヨーロッパテイストの住宅にマッチした門柱
当社は外構工事の専門業者として、香川県を中心に活動しています。外構施工事例が多数あり、門柱の相談にも柔軟に対応します。「古い門柱を新しいものにしたい」「新築の住宅に合う門柱を知りたい」「外構全体をリフォームしたい」など、さまざまな依頼に対応でき、お客さまの相談内容に合わせた提案を行っています。こちらの施工事例は、ヨーロッパテイストの住宅にマッチする爽やかな外構の施工事例です。駐車スペースとは別に門柱を設置し、メリハリのある印象に仕上げました。門から続く玄関アプローチも上品なデザインになっており、毎日帰ってくるのが楽しみになることでしょう。
デザインにこだわった設計
当社は、施工だけでなくデザインの提案も行っています。ヨーロッパのアンティークな街並みの影響を受けた社長が自らデザインし、住宅や周辺環境にマッチする仕上がりになっています。おしゃれな外構にしたいものの、どのようなデザインがいいかわからない、予算をできるだけ抑えたい方は、デザインの提案から施工まで一貫して行う当社にご相談ください。こちらの施工事例は、ガーデニングも楽しめる外構にしたいというお客さまの要望に応えたものです。クリームとコーヒーブラウンの優しい色合いがグリーンとマッチし、温かみ溢れる外構になりました。門柱に続くアプローチのアートもこだわりのポイントです。
自社施工だからできる施工技術
職人の教育を徹底している吉村建設は、高い技術力があります。こちらの施工事例では、外構工事のなかでも難易度が高い打ちっぱなしコンクリートを門に取り入れました。門や門柱は、外構の顔にもなる設備です。ムラなく美しい仕上がりの打ちっぱなしコンクリートを外構に取り入れています。また、自社施工の業者を選ぶと工期が短くなる、費用が安くなるといったメリットもあります。スケジュールや予算を抑えておしゃれな外構に仕上げたい方にも最適です。
家族が使いやすい外構設計
外構は、おしゃれなだけでなく使いやすさも大切です。デザインがおしゃれでも、出入りしにくい、防犯面が心配などの悩みがあると満足度は下がってしまいます。当社では、外構の機能性も重視し、家族全員が使いやすい設計を提案します。以下の施工事例は、駐車スペースとは別にアプローチを設けました。車を停めやすいだけでなく、二方向から近いほうを選んで玄関まで行ける便利な設計です。芝生や花壇も設置して、緑との調和も取れたデザイン性、機能性ともに高い仕上がりとなりました。
まとめ
門柱は、外構のデザインをおしゃれにしたり、機能的にしたりする役割があります。デザインも豊富にあり、外壁として活用することも可能な門柱、ポストや表札を取り付けられる門柱など、好みのスタイルを選ぶことが可能です。吉村建設は、門柱を含めた外構工事の経験が多数あります。各住宅や外構の雰囲気、お客さまの要望に合わせたご提案も行っているので、外構設備についてもお気軽にご相談ください。