家の外観を美しく彩るイングリッシュガーデンのメリット・デメリット

人の手をあまり加えずに、自然のままの姿の草木や樹木を楽しむイギリス式のイングリッシュガーデン。季節ごとに花が咲き乱れるナチュラルで美しい庭は、多くの人が憧れる外構スタイルです。この記事では、家の外観を美しく彩るイングリッシュガーデンを自宅に取り入れるメリット・デメリットやセンスよく取り入れるポイントをご紹介します。

イングリッシュガーデンとは

イングリッシュガーデン(英国式庭園)は18世紀初頭に生まれた庭園スタイルで、イタリア式庭園やフランス式庭園といった西洋風庭園スタイルのひとつです。緑豊かな田舎風景のような、ありのままの自然の美しさを大切にした庭づくりを特徴としています。

そのため、シンメトリーや幾何学的なデザインで植物を規則正しく並べることはありません。草木や花、ハーブなどさまざまな植物を組み合わせ、小径をつくったりレンガを敷き詰めたり、ベンチやフェンスを設置したりと自由な発想で庭を構成します。

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イングリッシュガーデンのメリットとは

住まいにイングリッシュガーデンを取り入れるメリットは、主に3つあります。

 

小さな庭でも取り入れられる

イングリッシュガーデンは、スペースが限られた庭でも楽しめるのが大きなメリットです。イングリッシュガーデンづくりのポイントは、スペースの広さではなく、自然に見えるような外構づくりにあります。植物はいくつか種類を組み合わせる、高低差をつけてリズミカルに植える、外構に自然な風合いの素材を合わせるといったことがデザインのベースです。

 

イギリスの美しい田園風景のような雰囲気になる

イングリッシュガーデンを取り入れると、家のまわりにイギリスの美しい田園風景の一部を切り取ったような世界が広がります。規則的に植物が整えられた外構とは違い、開放的でリラックス感にあふれた住まいを演出できるのがメリットです。ガーデニング愛好家の方はもちろんのこと、外構の雰囲気を高めたいとい方にもイングリッシュガーデンはおすすめの外構スタイルです。

 

奥行き感を演出できる

ボーダーガーデンと呼ばれる、植物が立体的に見えるように植える手法が、イングリッシュガーデンにはあります。細長い帯状の花壇や小径、塀、建物などに沿って背の低い植物を手前に、背の高い植物を奥に配置します。とてもシンプルな構成ですが、庭をより広く見せるメリットがあります。庭のスペースに余裕がない、外構に小さな花壇しかつくれないといった場合でも、イングリッシュガーデン式に植物を植えることで、奥行き感がでます。

 

イングリッシュガーデンのデメリットと対処法とは

イングリッシュガーデンは目立つようなデメリットはありませんが、美しい外構空間を作るためにマイナス面をクリアにしておきましょう。

 

植物のメンテナンスが必要

イングリッシュガーデンは、自然に生えている植物の姿を大切にしていますが、そのままにしておくとどんどん枝や茎は伸びていきます。咲き終わった花を摘み取り、ボリュームの出過ぎた植物を剪定するといったメンテナンスが必要です。手をかけることで美しい外観をキープでき、植物の育成も良くなります。植物の手入れに時間が取れない、こまめな作業が苦手な人は、メンテナンスは大きな負担となるのでデメリットに感じてしまうかもしれません。また、植物が増えることで虫や害虫被害に遭いやすくなるのもデメリットのひとつです。

メンテナンスに自信がない場合は、無理して植栽スペースを広げずに手をかけられる広さ分だけの花壇にしましょう。デメリットをある程度軽減しながら、イングリッシュガーデンの雰囲気を楽しめます。

 

植物の配置には工夫が必要

自然のなかでのびのび育つ植物の魅力を活かしたイングリッシュガーデンにするには、無造作に植物を植えるのではなく、配置を工夫する必要があります。自然に生えているように見せるには、野原に咲いている植物の姿をイメージしながら、花の色合いやサイズを統一し過ぎないように不規則に植えていくのがポイントです。ところどころに大きな花を混ぜてアクセントを添えるのも良いでしょう。

 

植物が成長したときにどれくらいの背丈になるのかを考えて植えるのも、配置計画の大事なポイントのひとつです。さまざまな面から考えて植える必要があるため、外構づくりに時間をかけたくない人にとってはデメリットに感じてしまうかもしれません。

イングリッシュガーデンの取り入れ方のポイント

自然のなかに生息する植物のありのままの姿を表現するイングリッシュガーデンは、植物の植え方や外構デザインで押さえておきたいポイントがあります。

 

高さの違う植物を植えて奥行きを演出する

背の低い植物を手前に植えて、奥に行くほど背が高くなるように植えると、奥行き感を演出できます。イングリッシュガーデンづくりの基本となる植え方で、小さなスペースの庭でも手軽に実践できるのがメリットです。

 

花壇や小径に曲線を取り入れる

イングリッシュガーデンづくりのポイントは、できるだけ自然な姿に近づけることです。自然界にはきっちりとした直線は見られないため、花壇に曲線を取り入れたり、敷地に余裕がある場合には弧を描く小径を取り入れたりするとナチュラル感が高まり、草花を眺めながら庭を散策できるようにもなります。あたたかみのある外構空間が生まれて、暮らしが一層豊かになるでしょう。

 

冬に咲く花や常緑樹を植える

一年中草花を楽しめるイングリッシュガーデンにするには、植物の選び方が大切です。冬の外構空間が寂しげにならないように、寒い時期に花が咲くクリスマスローズやシクラメン、常緑樹などを選んで植えましょう。また、花の終わる時期が同じ植物は分散させて植えることも大切です。どの季節が訪れてもバランスのとれた、美しい外構空間に仕上がります。

 

木製のフェンスやウッドデッキを取り入れる

ナチュラルな雰囲気が基本のイングリッシュガーデンは、あたたかみのある木製のフェンスやウッドデッキとの相性が抜群です。パーゴラを合わせてバラなどのつる性植物を這わせると、より雰囲気が高まります。草花に囲まれながらウッドデッキでティータイムを楽しめば、至福のひとときを味わえるでしょう。

 

駐車場の床をスタンプコンクリートにする

外構に駐車場がある場合、一般的なコンクリートの床ではイングリッシュガーデンの雰囲気を壊してしまいます。自然の雰囲気を大切にしながらセンスよく調和させるには、ナチュラルな素材感を取り入れることがポイントです。スタンプコンクリートであれば天然石やレンガ、枕木を敷き詰めた床を表現できるため、イングリッシュガーデンに溶け込むような雰囲気をつくれます。しかも、雑草が生えにくく水はけがよいため、日常的なメンテナンスに悩まされないのも大きなメリットです。

 

イングリッシュガーデンづくりはプロに依頼して快適な外構空間を!

イングリッシュガーデンは、自然の風景のような雰囲気を演出できるメリットの多い外構スタイルですが、デザインによっては手入れが行き届いていないような雑然とした印象を与えてしまうことがあります。無造作のように感じさせながらもおしゃれに見せるには、センスや知識が必要です。

外構工事を専門に手がけている吉村建設は、イングリッシュガーデンのデザイン・施工実績が多く、家の雰囲気やお客さまのライフスタイルに合わせた外構づくりを得意としています。憧れのイングリッシュガーデンをつくりたい、今住んでいる家の外構をおしゃれにしたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。

 

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