オープンガーデンの魅力と注意点とは?自社施工の強みとできること

オープンガーデンは日差しをたっぷり取り込み、心地良い風を感じられる人気の外構デザインです。しかし、人気だからと安易に外構デザインを決めると、ご家族のライフスタイルに合わず使いにくさを感じる可能性もあります。この記事では、オープンガーデンの魅力や注意すべきポイントを紹介します。注意点を含めて自分に合っている外構デザインか見極め、理想的な外構工事を叶えましょう。

 

オープンガーデンとは?

オープンガーデン写真

 

オープンガーデンとは、敷地の周りに高いフェンスや門扉を設けない外構デザインです。フェンスで囲む代わりに地面の素材を変えたり、独立したポストやシンボルツリーなどの植栽を配置したりして、さりげなく敷地の境界を示します。敷地全体を見渡せるため、開放感があり街並みとの一体感も感じられます。特に北向きの敷地では、日当たりを良くするためにオープンガーデンの外構デザインが選ばれることが多い傾向です。広々と視界が開けているため、太陽の光がふんだんに差し込み、風通しも良くなります。建物の外観を目立たせたい方にも適した外構デザインです。平面的な外構デザインは、自然に建物への注目を集めて建物の外観を引き立てます。オープンガーデンに似た外構デザインに「セミクローズドガーデン」があります。セミクローズドガーデンは、リビングや子ども部屋の前など、見せたくない一部分のみをフェンスや塀で囲む外構デザインです。プライバシーを守りつつ、開放感を感じられる特徴があります。オープンガーデンとの違いは、目隠しになる高さのフェンスがあるかどうかです。フェンスや生け垣があっても簡単にまたげるような高さの囲いの場合は、オープンガーデンに分類されます。

 

オープンガーデンの外構デザインでできること

オープンガーデンの外構デザインには、大きくわけて6つの魅力があります。ここでは、オープンガーデンで実現できることを紹介します。ご家族のライフスタイルや敷地面積、外構工事でこだわりたい部分と照らし合わせながら、理想の外構デザインを考えてみてください。

 

開放的な外構デザインで敷地を広く見せられる

オープンガーデンはフェンスや門扉を設けないため、敷地を広く見せられる外構デザインです。一般的には、面積が狭い敷地で囲いを作ると庭の面積が狭まるだけでなく、圧迫感が出る可能性もあります。敷地面積に左右されず、開放的な空間を演出できるのはオープンガーデンの外構デザインならではの魅力です。敷地が広く感じられると、建物全体の印象も明るくなります。

 

近隣の方と円滑なコミュニケーションが取れる

周囲との隔たりがないオープンガーデンの外構デザインは、隣人や通行人との交流が生まれやすくなります。近隣の方と挨拶を交わす機会が増え、ご近所付き合いが良好になるでしょう。近隣の人々との日常のちょっとしたコミュニケーションが地域のつながりを深め、地域の安全性を高めることにもつながります。

 

ガーデニングを楽しめる

明るい日差しが差し込み、心地良い風を感じられるオープンガーデンの外構デザインは、植物にとっても理想的な空間です。季節ごとの花や緑の成長を存分に楽しめます。フェンスなどの囲いに邪魔されず、近隣の人にも美しい庭を見てもらえると、よりガーデニングの楽しみが増すでしょう。

 

防犯性を高められる

視界が開けているオープンガーデンの外構デザインは、防犯性を高められます。囲いなどの死角がないため、通行人や近隣住民の目が届きやすく、不審者が侵入しにくい環境を作り出せます。

 

フェンスや門扉のコストを削減できる

オープンガーデンの外構デザインは、フェンスや門扉を設置しない分、外構工事のコストを削減できます。浮いた予算をほかの部分に回すと、より充実した外構デザインを実現することも可能です。たとえば、庭の植栽や照明に予算をかけると、より雰囲気を感じる魅力的な空間を作れます。工事のコスト削減だけでなく、外構デザインの幅も広がります。

 

ライフスタイルに合わせて変更できる

オープンガーデンの外構デザインは、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるのも魅力のひとつです。子どもの成長や家族のライフスタイルの変化に合わせて、外構デザインを簡単に変更できます。たとえば、子どもが車を持つようになった場合や、将来的にクローズドガーデンなどのほかの外構デザインに変更したい場合でも、フェンスを取り壊す手間がかかりません。

 

オープンガーデンの外構デザインは自社施工がおすすめな理由

自社施工とは、打ち合わせや実際の工事までを一貫して会社のスタッフが担当する仕組みです。専門知識や豊富な工事経験を持つ職人との打ち合わせで、的確なアドバイスが受けられます。また、実際に施工する職人と打ち合わせができるため、好みの外構デザインやライフスタイルに合った機能性が外構工事に反映されやすくなります。選べる素材が豊富で、さまざまな外構デザインを実現できる点も自社施工の魅力です。一方、ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社などが下請け施工する場合、専門知識や工事経験のない営業スタッフとの打ち合わせになることが多い傾向です。大手であるため一定の品質は確保されるものの、デザイン性や機能性にこだわりたい場合は、お客さま自身が要望を詳細にまとめる必要があります。基本的に、お客さまと工事を実施する職人が直接連絡を取る機会はありません。営業スタッフが間に入るため、職人に要望が正確に伝わらず、トラブルにつながるケースもあります。さらに、素材を発注する業者が決まっており、選べる素材が限られる点にも注意が必要です。ただし、自社施工だからといって必ず満足のいく外構工事が実施できるわけではありません。自社施工の会社によって知識や技術に差が出るため、信頼できる会社選びが重要です。美しい外構デザインとご家族のライフスタイルにぴったりの機能性を両立させるためには、信頼性の高い自社施工会社に外構工事を依頼するのがおすすめです。

 

オープンガーデンを自社施工する吉村建設ならできること

オープンガーデンは、装飾が少ないシンプルな外構デザインです。そのため、デザイン性にこだわるポイントの見極めが重要です。限られた装飾部分のデザインが全体の美しさやおしゃれさを左右します。適切なポイントを逃すと、ありきたりで殺風景な外構デザインになりかねません。吉村建設は2012年の創業以来、自社施工にこだわってきました。豊富な知識と経験により、美しいデザイン性とライフスタイルに合った利便性を両立する外構工事を叶えます。常に施工技術の向上に努めており、技術力不足で希望の外構デザインを実現できない問題やコストが高額になる事態を防ぎます。たとえば、海外のリゾートホテルのような石畳の地面を希望されるお客さまがいる場合、ヨーロッパ調の素材の調達が難しく、費用が高額になったり対応できる職人がいなかったりする問題が生じます。費用や職人の問題から、理想の外構デザインを諦めてしまうお客さまもいるでしょう。当社では、ヨーロッパ調の石畳のデザインをスタンプコンクリートで実現します。スタンプコンクリートは、コンクリートの表面に模様の型を押し付け、着色する工法です。この工法により、レンガや自然石などの素材そっくりに仕上げられます。高度な技術を要しますが、コストとメンテナンスの手間が軽減され、お客さまの生活の利便性が高まります。デザイン性だけでなく、機能面でのアドバイスも可能です。たとえば、大型犬が走り回れる空間がほしいなら人工芝の採用。車のカスタムが趣味のお客さまには、駐車場の広さを十分に確保した設計にします。海外リゾートホテル風・西海岸風・スタイリッシュ・レトロなカントリー風など、好みの外構デザインのイメージとライフスタイルをお聞かせください。私たちが理想の外構デザインを具体化するお手伝いをします。

 

オープンガーデンの外構デザインの注意すべきポイント

オープンガーデンは開放的な外構デザインのため、道路から庭や家が見えやすく、プライバシーの確保が難しくなります。プライバシーが気になる場合、植栽やカーテンで対策しましょう。リビングの窓の前に目隠しになるシンボルツリーを配置したり、外から部屋の中が見えにくくなるプライバシーカーテンを取り付けたりすると効果的です。小さな子どもがいる場合、外に飛び出すリスクを考慮した対策も重要です。たとえば、地面の素材を変えると、遊べる場所が子どもにとってわかりやすくなります。また、道路に面した部分に花壇や低い塀を設置すると、ボールが転がるのを防ぐ効果があります。オープンガーデンの外構デザインは装飾が少なく、オリジナリティを出すのが困難です。地面やポスト、植栽などにこだわらない場合、ほかのオープンガーデンと似たような外構デザインになってしまいます。デザイン性を重視するなら、経験豊富な職人と相談しながら外構デザインを決められる自社施工会社に依頼するのがおすすめです。オープンガーデンの外構デザインにはメリットだけでなく注意点もあります。プライバシーの確保や安全対策、外構デザインにオリジナリティを持たせる工夫を取り入れ、満足度の高い外構工事を実現しましょう。

 

当社で自社施工したオープンガーデンの施工例

吉村建設は、装飾が少ないオープンガーデンの外構デザインでも、ご家族の好みをしっかり反映させます。以下に雰囲気の異なる施工事例を紹介しますので、理想の外構デザインの参考にしてください。

 

シンプルながら細かいセンスが光る外構デザイン

シンプルなオープンガーデンの外構デザインは、建物の外観を引き立てます。アプローチ部分の地面の素材やデザインを変えてメリハリをつけました。地面が変わる境目に「ピンコロ」と呼ばれる正方形のサイコロ状の石を埋め込み、主張しすぎない程度にアクセントを加えています。シンボルツリーもおしゃれなポイントです。

 

シンプルなオープンガーデン外構

 

花壇と余白を活かして洗練された海外風

芝生やスタンプコンクリート、土間コンクリート、花壇を組み合わせた外構デザインです。中央に小さな花壇を配置すると、周りに余白が生まれて洗練された印象を与えます。オープンガーデンの開放感を活かしたデザインです。

 

広く長いアプローチ!スタンプコンクリート

 

ヨーロッパの田舎町を連想させるカントリーガーデン

ヨーロッパの片田舎風カントリーガーデンの外構デザインです。玄関までのアプローチには、枕木を道しるべに。天然石もランダムに埋め込みました。草花の絨毯と呼ばれる「グランドカバー」は成長すると、さらに温かみのある庭になります。駐車場部分のステインコンクリートは、アプローチ部分と色を合わせて統一感を出しました。

 

おしゃれで温かみのあるカントリーガーデン

 

子どもが楽しめるポイントアート

デザイン性あふれるスタンプコンクリート


デッキ部分に子どもが楽しめる工夫を加えました。土台は岩肌でナチュラルに仕上げ、表面と側面には貝殻やアンモナイトなどのポイントアートを付けています。ご家族ならではのオリジナリティが出る外構デザインは、庭を家族全員が楽しめる空間にしてくれます。

 

まとめ

オープンガーデンの外構デザインには、メリットだけでなく注意点もあります。理想の外構を形にするためには、オープンガーデンやその他の外構デザインの特徴を理解して選ぶことが大切です。ご家族にぴったりの暮らしやすい外構デザインに悩んだら、吉村建設にお気軽にご相談ください。ご家族の好みやライフスタイルから理想の外構デザインを具体化するお手伝いをします。私たちと一緒に理想的な外構空間づくりを叶えましょう。

 

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