もうエクステリアで後悔しない!失敗例と対策方法

エクステリアの仕上がり次第で、家の外観の印象はがらっと変わります。しっかり生活導線を練らなかったために使い勝手が悪い、見栄えがしないなど、今の住まいに不満を抱えることになってしまいます。この記事では、エクステリア工事で後悔しないために、多い失敗例とその対策方法をご紹介します。エクステリア工事でお悩みの香川県の方は、ぜひ参考にしてください。

 

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エクステリアの失敗は新築で多い?

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新築を建てる際、多くの人がまず目を向けるのは間取りやインテリア、キッチンやバスルームといった設備です。間取りや設備は暮らしに直結する部分のため、デザインや動線、機能性にこだわりたいと考える人は多いでしょう。

しかし、その一方で庭のアプローチや駐車場の整備、門柱などのエクステリア(外構)の計画は後回しになってしまうケースも少なくありません。「とりあえず駐車スペースがあれば十分」と考えてしまい、実際に暮らし始めてから不便さを感じることが多いのです。

 

エクステリアは単に外観を整えるだけでなく、生活の利便性や快適性、居心地に直結する大切な要素です。例えば、アプローチが整っていないと段差でつまずきやすくなったり、荷物の出し入れがしにくくなったりします。フェンスや柵が設置されていない場合、通行人からの視線が気になって思うようにくつろげない可能性もあります。また、駐車スペースの広さや位置をしっかり考えなければ、車の出し入れがしにくくなる場合もあるでしょう。

 

一方、アプローチや駐車場を整備すれば、転倒するリスクを軽減できたり、駐車しやすくなったりとメリットを多く感じられます。室内からの景観を考えて植栽や門柱を配置すれば、プライバシーが守られた居心地の良い住まいを実現できます。

 

エクステリアは建物完成後にやり直そうとすると費用がかさむだけでなく、基礎や配管の関係で変更が難しい場合があります。そのため、後回しにするのではなく、間取りや内装と同時進行で計画することが大切です。

 

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エクステリアの失敗例とその対策

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エクステリアで多く見られる失敗例は、主に8つあります。それぞれの失敗例を押さえておくことで、新築を建てる際にどのような対策をすべきかが明確になるでしょう。8つの失敗例を参考にしながら、最適なエクステリアを検討しましょう。

 

駐車スペースが使いにくい

エクステリアの失敗で多くあげられるのは、「図面で見るよりも実際の駐車スペースが狭かった」「車から玄関までの距離が遠い」というケースです。余裕のない駐車スペースは車を出し入れしづらく、ドアを開ける度に気を使わなければなりません。将来大きな車に乗り換える場合は、再度外構リフォームを行う必要がでてきます。

 

また、駐車スペースから玄関までが遠いと、雨天時に傘をささなければならなくなり、荷物が多いときには不便です。とくに車に乗る機会が多い場合は、家の間取りを考えるのと同様に、駐車スペースの広さや設置場所に配慮したエクステリアを計画しましょう。

 

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家のプライバシーを確保できない

エクステリアにフェンスなどの目隠しを設置しない、オープンガーデンの人気は高まっています。ところが、実際に生活しはじめたら外からの視線が気になって生活しづらいと悩むケースが多く見られます。オープンガーデンは開放的なエクステリアを演出でき、狭い敷地を広く見せたいときやエクステリアの工事費用を抑えたいときなどに有効です。

 

その一方で家が丸見えになってしまうため、プライバシーを確保するには、ある程度の目隠しが必要になります。フェンスや塀は後付けできるため、周りの目が気になるときは、家の快適性と安全性を高めるためにも設置を検討しましょう。

 

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雨の日にアプローチが滑りやすい

アプローチの素材を見た目だけで選んでしまうと、雨の日に滑りやすいと後悔してしまいます。とくに小さい子どもや高齢者がいる家庭の場合、傾斜地は転倒の可能性を考えてエクステリアの床材を選ぶ必要があるでしょう。タイルはノンスリップ加工が施されたものや、コンクリートの表面は荒く仕上げて滑りにくくするなど、安全性の高い素材を選びましょう。

 

スタンプコンクリートであれば、模様の凹凸が滑り止めの役割を果たし、表面に滑り止め加工を施すことでより安全性を高められます。意匠性も高いため、アプローチの床材としても有効です。

 

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庭や植栽の手入れが大変

エクステリアの雰囲気を高めたい、ガーデニングに挑戦したいと植栽スペースを無計画に増やしてしまうと、メンテナンスが追いつかなくなってしまいます。草むしりや落ち葉の掃除、枝の剪定といった手入れをせずに放置すれば、庭や景観に影響を与えます。隣の敷地へ伸びた枝が入り込んでトラブルになるケースもあるため注意しましょう。

 

庭の手入れをしたことがない、メンテナンスに自信がないという場合には、植栽スペースを増やし過ぎないようにすることがポイントです。植える際には、育てやすさや落葉するかどうかなど植物の特徴を調べておきましょう。

 

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水栓が使いづらい

植物の水やりや洗車をする際には水栓の位置が重要です。使いたい位置から遠い場合にあると長いホースが必要になり、途中に障害物がある場合にはホースが絡まって水の出が悪くなります。使うたびにストレスを感じてしまうでしょう。

 

エクステリアに水栓を設置しない家もありますが、水栓は水やりや洗車以外にペットの手足を洗う、子どものプールに使う、バーベキューの網を洗う、アプローチを掃除するなど、必要な場面は案外あるものです。今は必要ないと思っても、今後のことを考えて検討してみると良いでしょう。

 

天然木のウッドデッキがボロボロに

天然木のウッドデッキは、樹脂製では出せない木のぬくもりがあります。ただし、定期的に防腐剤を塗るなどのメンテナンスが必要です。手入れをしないと早くて5年程度で腐ってしまうケースもあり、日が当たらない場所は湿気で劣化が進みやすいため注意が必要です。また、天然木にはあらかじめ防蟻加工が施されていますが、経年で効果が薄れて白アリ被害を生じる場合があります。

 

天然素材のウッドデッキを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスに加えて、雨や紫外線の影響を減らすために屋根を設置するのも効果的です。樹種によっても耐久性が変わるため、ウッドデッキを採用する際はエクステリア業者に相談しましょう。利便性を優先するのであれば、樹脂製のウッドデッキが最適です。

 

夜間は暗くて足元が見えない

エクステリアの照明が足りなかったり必要な場所に配置されていなかったりすると、夜間に玄関先や出入り口周辺が暗くなり、足元がよく見えなくなってしまいます。そのままでは転倒の危険性があるほか、防犯性の低下で不審者に狙われやすくもなるため照明の見直しが必要です。

エクステリアの照明は後からでも追加できるため、玄関までのアプローチには安全に歩けるように誘導灯を設置し、庭が暗い場合には雰囲気づくりを兼ねてライトアップしましょう。

 

関連記事:外構工事×照明でおしゃれに!センスのいい外構をつくる5つのポイント

 

コンクリートのひび割れや汚れが目立つ

コンクリートは強度がありますが、乾燥や収縮、施工不良などが原因でひび割れが生じる場合があります。シンプルな土間コンクリートを取り入れたエクステリアは、完成したときには美しくてもタイヤ跡や水染みが目立ちやすいというデメリットを持ち合わせています。

一方、コンクリートの表面に模様を押して石畳みや枕木などを表現するスタンプコンクリートは耐久性が高く、万が一表面に亀裂が入ったり汚れたりしても目立ちにくいのがメリットです。

 

関連記事:スタンプコンクリートのよくあるトラブルと回避方法

 

エクステリアの施工は地元の景観を熟知した外構専門業者が最適

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エクステリアや外構リフォームの施工は、地元の景観を熟知した外構専門業者に依頼しましょう。エクステリアや外構は、一生のうちに何度もやり直せるものではありません。後からでも配置を変更できますが、費用や手間がかかってしまいます。「こんなはずではなかった」「もっとこうすればよかった」と後悔しないためにも、地域の景観を熟知しており、地元での施工実績が豊富な業者に依頼すべきです。

 

地元の景観に精通した業者であれば、その地域に合うデザインや素材選びが可能です。例えば、伝統的な街並みが残るエリアでは、周囲の雰囲気に調和する石材や木材を使った外構を提案してくれます。地域の景観に合った外構デザインを設置すれば、住宅の美観性が高まるだけでなく、街並みに統一感が生まれます。

地元での施工実績が豊富な業者は、地域の気候や土地の特性を深く理解しているため、快適な住まいにつながる外構の提案が可能です。

 

また、外構工事のプロフェッショナルは、家族構成や車の台数、ライフスタイルなどを考慮してエクステリアのデザインを考えます。安全性や利便性、デザイン性を高める工夫を取り入れながら外構プランを提案してくれる業者なら、暮らしの質を高める外構を実現できるでしょう。

 

関連記事:技術力とデザイン性が光る外構工事業者の選び方

 

吉村建設で実現できる理想のエクステリア

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吉村建設は「住み暮らすまちの景観を美しく」をコンセプトに掲げ、2012年の創業以来、香川県の住宅やまちの外構・エクステリア工事に携わってきました。ただ住みやすさを提供するだけでなく、未来を見据えた提案を通して、より豊かな暮らしを叶えるエクステリアづくりを目指しています。

 

経験豊富な職人が、スタンプコンクリートのような高度な施工も丁寧に対応いたします。さらに、自社施工による一貫体制で、お客さまの理想のエクステリアを形にすることが可能です。ぜひ、私たちと共に理想の住まいをさらに引き立てるエクステリアを作りませんか。施工事例を参考に、理想のエクステリアを見つけてみてください。

 

温かみのある枕木とスタンプコンクリートを取り入れた庭

枕木とスタンプコンクリートを使ったおしゃれな庭を施工いたしました。アプローチには、ヴィンテージウッドのおしゃれなスタンプコンクリートを採用しています。駐車場には石畳調のスタンプコンクリートを取り入れ、アプローチとの間に程よいメリハリを持たせました。

 

駐車場と庭の境目には、温かみを感じられる枕木を設置しました。あえて高さをバラバラにすることで、シンプルな空間に動きを持たせています。緑豊かな人工芝を敷いているため、ペットと一緒に遊ぶスペースとしても活用できます。

 

自然素材と人工素材をバランスよく組み合わせ、機能性とデザイン性を両立した外構空間に仕上がりました。

 

枕木とスタンプコンクリートを組み合わせたデザイン外構

 

既存の土間コンクリートを生かしたおしゃれなアプローチ

土間コンクリートはそのままに、四国化成の塗り床材「エクランEX」を使用して表面をリメイクした事例です。建物のカラーや雰囲気とマッチするグレーカラーを採用し、シンプルながらも上質な印象のアプローチに仕上げました。

 

コンクリートの間には白砕石を敷き詰め、素材のコントラストを強調しています。周囲に敷いた人工芝のグリーンがアクセントとなり、無機質になりがちなコンクリートアプローチが一気に明るくなりました。

 

既存の素材を活かしつつ、デザイン性と機能性を兼ね備えた空間へとアップデートした事例です。

 

土間コンクリートと人工芝でアプローチをデザイン外構

 

贅沢なひとときを楽しめるファイヤーピット

吉村建設では、ファイヤーピットなどの特別空間をもたらすエクステリアも手掛けております。こちらのファイヤーピットは、薪や炭を使った本格的なバーベキューも可能です。周囲はスタンプコンクリートで仕上げているため、汚れてもすぐに水洗いできます。ファイヤーピットの色と調和するよう、石畳風の高級感があるスタンプコンクリートを採用しました。

 

毎日の暮らしに、ちょっとした贅沢空間を取り入れたい方におすすめのエクステリアです。家族や友人と火を囲みながら、非日常のひとときを味わえる特別な庭空間が完成しました。

 

ファイヤーピットでBBQが楽しめる♪お庭の外構工事

 

まとめ

吉村建設は、丸亀市で数多くのエクステリアをデザイン・施工してきた外構工事専門業者です。お客さまのご要望に寄り添いながら、おしゃれで快適性を向上させたエクステリアをご提案いたします。エクステリアでお悩みの方や家の外観をよりおしゃれに演出したいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。