アプローチの外構工事はスタンプコンクリートがおしゃれ!

アプローチとは、家の玄関から道路へ続く道のことを言います。家族が毎日通る場所であり、外から見える部分でもあります。アプローチは家の顔となる重要な部分。外構工事でデザインや素材をどうするか悩む方は多いのではないでしょうか。

さまざまな選択肢があるなかで、近年人気が高まっているのが「スタンプコンクリート」という外構工事です。デザイン・費用・機能面で多くの魅力があります。

この記事では、スタンプコンクリートでアプローチを作るメリットを詳しく解説します。アプローチにおすすめのスタンプもご紹介するので、玄関周りの外構工事にお役立てください。

 

アプローチの外構工事はスタンプコンクリートがおすすめ!

 

スタンプコンクリートとは

スタンプコンクリートとは、コンクリートに特殊な型押しや色付けを施し、レンガやタイル、天然石などの素材に似せた模様や質感を再現したコンクリート仕上げの手法です。家の外構だけでなく、テーマパークやショッピングモール、マンションの床材などにも使われています。

スタンプコンクリートは、見た目の美しさとコンクリートが持つ耐久性や防汚性を備えているため、長期にわたって美しい外観を維持できるのが魅力です。

 

コンクリートにスタンプを押してデザインを形成するため、複数の素材を組み合わせる手間もなく、自分好みの模様や質感を自由に選べます。また、レンガ調や石畳風、ウッド調などデザインのバリエーションも豊富で、好みや用途に応じて仕上がりをカスタマイズできるのも魅力的なポイントです。部分的にアートを施すポイントアートも施工可能なため、家の外構をより美しく引き立たせられます。

 

例えば、ヨーロッパ風のおしゃれなアプローチを作りたい場合、スタンプコンクリートなら石畳風の模様や色合いを再現することが可能です。また、日本庭園風のアプローチを作りたいときは、自然な石の質感をスタンプコンクリートで実現できます。さらに、周囲に植栽や水の要素を組み合わせることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。

 

スタンプコンクリートは、外構の中でも駐車場に施工する機会が多いのが特徴です。例えば、土間コンクリートは駐車場の地面に使用されている素材ですが、車のタイヤ痕が黒く残る点がデメリットです。デザインにこだわって駐車場を作ったとしても、タイヤ痕や汚れが目立つと美観が損なわれてしまいます。

一方、スタンプコンクリートなら表面に型を押して模様を施すため、タイヤ痕や汚れが目立ちにくくなり、美しい理想的な外観を維持できます。

 

スタンプコンクリート

 

アプローチの外構工事をスタンプコンクリートにするメリット

アプローチの外構工事でスタンプコンクリートを使用すると、見た目の美しさや機能性、コスト面などで多くのメリットを得られます。

スタンプコンクリートのどのような部分が優れているのか、外構に取り入れると生活の質をどのくらい上げられるのかを理解することで、理想の外構をイメージしやすくなります。

 

コストパフォーマンスが高い

スタンプコンクリートは、コストパフォーマンスが高い施工です。天然石やレンガ、タイルなどの素材は単価が高く、使う面積が増えるほど外構工事費用もあがっていきます。スタンプコンクリートの主な材料は、コンクリートとカラー材です。単価の高い素材をいくつも使うより、ずっと安くアプローチの外構工事ができます。

「土間コンクリートが1番お得なのでは?」と思われる方もいるかもしれません。確かに安価な土間コンクリートを用いればコストは下がりますが、一方で見た目の問題で後悔する方がいるのも事実です。せっかくの立派な建物の良さも引き出せないでしょう。

スタンプコンクリートなら、見た目は天然素材のおしゃれさを保ったまま、本物の素材を使うより安く作れます。土間コンクリートよりは高額になりますが、デザイン性や耐久性が圧倒的に勝ります。デザイン性と機能性、費用のバランスが取れており、満足度が高い外構工事です。

 

快適な歩き心地を実現できる

木材や石畳のアプローチは、独特の臨場感があって家の見栄えが一気に美しくなります。しかし、凹凸があるため歩きにくく、住み始めてから「思ったより歩きにくい」と後悔する方もいます。特に、高齢者や小さなお子さんがいる家庭では、転倒のリスクが増すため注意が必要です。

一方、スタンプコンクリートは天然素材に近い美しいデザインを持ちながらも滑らかな表面仕上げとなっているため、歩きやすさに優れています。また、すべりにくい特性を持っており段差もないため、雨の日にすべって怪我をするリスクを軽減できます。

 

掃除の手間が省ける

スタンプコンクリートのアプローチは、汚れにくい特性があります。水で洗い流すだけで泥やほこりも簡単に除去できるため、忙しいときでも時間をかけずに楽に掃除ができるでしょう。

土間コンクリートのアプローチは泥汚れやタイヤ痕が目立ちやすく、一度汚れると元の状態に戻すのが難しい傾向があります。また、天然素材を使用したアプローチは目地から雑草が生えるため、定期的な庭掃除が必要です。

一方、スタンプコンクリートならお手入れの回数も少ないので、常に清潔感のある状態を維持できます。アプローチは家族全員が毎日通る場所であり、人目に付く場所でもあるからこそ、常に美しさを保つのが重要です。

 

家全体の見栄えがよくなる

スタンプコンクリートの魅力は、なんといってもそのデザイン性の高さです。型やカラーバリエーションが豊富で、ポイントアートを施した個性的なデザインも可能です。世界にひとつだけのオリジナリティあるアプローチを作れます。

家の顔でもあるアプローチの外構工事にこだわると、家全体の印象をぐっと高まります。

 

メンテナンスをまめに行う必要がない

アプローチは使用頻度が高く、外構の中でも特に劣化しやすい部分です。一般的なコンクリートを使用すると、早期にひび割れや欠けが発生する恐れがあります。

スタンプコンクリートの耐久性は、5~10年とされています。割れにくく丈夫なため、お子さんが外で元気に走り回ってもペットが爪でひっかいても、劣化しにくいのが特徴です。ひび割れなどのトラブルによる修復作業を頻繁に行わなくて済むため、メンテナンスの手間が大幅に軽減されます。

 

 

アプローチにおすすめのスタンプコンクリート

デザインのバリエーションが豊富なのも、スタンプコンクリートの魅力です。玄関までのアプローチを家の外観に合ったデザインにすれば、家全体の統一感が生まれ、より満足感の高い暮らしを実現できます。アプローチのデザインを考える際の参考にしてみてください。

 

レンガ風

レンガ風のアプローチは、洋風の家によく合います。グリーンとの相性も抜群で、植栽や花壇と組み合わせると、外構がより華やかになります。

本物のレンガで作ったアプローチは味わい深くて素敵ですが、耐久性が低い点や管理面で手間がかかる点がデメリットです。

レンガ風のスタンプコンクリートでアプローチを作れば、本物のレンガの質感を残したままま機能性の高い仕上がりを実現できます。

 

枕木風

枕木風のスタンプコンクリートは、アンティークな雰囲気が出ます。枕木とは、線路の下に敷く角材を指します。

本物の枕木は、木製で劣化しやすいのがデメリットです。一方、スタンプコンクリートで再現した枕木なら、美しい見た目を長期的に維持できます。地面の凹凸も少なくなるため、歩きやすさも向上します。

 

スタンプコンクリート

 

石畳風

高級感のあるアプローチにしたいのなら石畳風が良いでしょう。デザインの自由度が高いスタンプコンクリートなら、正方形や長方形など幾何学的な石畳はもちろん、乱形の自然な石畳を作ることも可能です。

日本の気候では屋外に設置するのが難しい大理石のアプローチも、スタンプコンクリートで作れます。憧れの欧風スタイルが実現できます。

 

岩肌風

シンプルであまり主張せず、飽きがこないアプローチを望むなら、岩肌風のスタンプコンクリートを選んでも良いでしょう。地面よりも建物に視線を集中させられるので、建物にこだわった方がよく取り入れています。

風化した岩肌や大きな岩肌など、さまざまな質感やデザインから選べるので、今はやりのモノトーンの家にも見事にマッチします。

 

スタンプコンクリート

 

タイル風

耐久性が高く独特の風合いを持つタイルは、アプローチの材料として人気です。一方で費用が高額になりやすいのがデメリット。種類が多すぎるゆえ、費用相場を参考にしづらいのも難点です。

スタンプコンクリートなら、タイルの見た目と機能性を保ったまま、費用を抑えることが可能です。さらに、滑りやすいというタイルのデメリットも払拭し、安全面でも優秀なアプローチを作れます。

 

アプローチの外構工事をスタンプコンクリートにするデメリット

メリットの多いスタンプコンクリートですが、やはりデメリットも存在します。アプローチをスタンプコンクリートにする際には、デメリットも把握し、長期的な視点で外構工事を進めることが重要です。理想の外構を実現するための判断材料としましょう。

 

表面の色落ちによって劣化する場合がある

スタンプコンクリートは、コンクリート自体の耐久性は高いものの、表面のコーティングやカラーは数年間で取れてしまう可能性があります。

大がかりなメンテナンス作業ではありませんが、その都度業者を手配するのは手間に感じられるかもしれません。ほかに気になるところがあったら、まとめてメンテナンスすると良いでしょう。

 

仕上がりが施工技術に左右される

アメリカ発祥のスタンプコンクリートは、まだ日本では一般的な外構工事ではありません。すべての業者が高い施工技術を持っているわけではないからです。情報が少ないなかで、業者を見極める大変さがデメリットとしてあげられます。

スタンプコンクリートの実績を掲載している業者のホームページもあるため、チェックしてみると良いでしょう。

 

スタンプコンクリートの5つの施工事例をご紹介

スタンプコンクリートは柄や色みによってさまざまな雰囲気を演出できます。当社は、スタンプコンクリートの施工実績が豊富なため、お客さまの要望に沿った施工や、デザインの提案が可能です。

スタンプコンクリートの施工事例の一部をご紹介しますので、ぜひデザインの参考にしてください。

 

ヨーロッパの石畳を再現

ヨーロッパの石畳風のデザインは、エクステリアの高級感を高めてくれます。こちらの施工事例には、フィッシュスケールという、魚のうろこのような美しいデザインを採用しました。少しのスペースにフィッシュスケールのスタンプコンクリートを取り入れるだけでも、エントランスが華やかでおしゃれな仕上がりになります。

海外風のエクステリアに仕上げたい場合にも、石畳のデザインはおおいに役立ちます。実際の石畳を取り入れるためには素材を仕入れたり、職人が手間暇をかけて施工したりする必要がありますが、スタンプコンクリートなら短期間で本格的なデザインの施工が可能です。

 

🐟ヨーロッパを思わせる🐟

 

複数のスタンプコンクリートを組み合わせたデザイン

駐車スペースにフレミッシュスレートを用い、アプローチにヴィンテージウッドを用いた施工事例です。タイルの組み合わせが打つ栗委フレミッシュスレートと、深みのある風合いのヴィンテージウッドがエクステリア全体をまとめ上げてくれます。複数のデザインの組み合わせも、スタンプコンクリートなら気軽に取り入れられます。

こちらの施工事例では、庭のアクセントとして実際の枕木も使用しています。本物の天然素材と比べても遜色のない仕上がりになっています。

 

枕木とスタンプコンクリートを組み合わせたデザイン外構

 

スタンプコンクリートのウッドデッキ

スタンプコンクリートを利用してウッドデッキを設置することも可能です。
エクステリアにウッドデッキを設置すれば、洗濯物を干すスペース、子どもやペットが遊ぶスペース、料理や趣味の時間を楽しむスペースなど、さまざまな使い方ができます。一方で、木材を使用したウッドデッキはカビや苔、腐敗、シロアリなどの害虫の対策もしなければなりません。

スタンプコンクリートでウッドデッキを施工すればこれらの問題を回避できます。床面だけでなく側面や階段部分にもスタンプを押せるので、どこから見ても違和感のない、本当の木材を使ったようなウッドデッキが完成します。

 

お客様のご要望にお応えします🤗

 

華やかで清潔感のある店舗の駐車場

こちらは、整骨院の店舗の駐車スペースの施工事例です。スタンプコンクリートを施工すれば、味気ない駐車スペースも華やかな印象に変えられます。天然石風の華やかで清潔感のあるデザインは、来店するお客様の気持ちも明るくさせてくれるでしょう。

些細なポイントではありますが「より店舗の雰囲気づくりにこだわりたい、おもてなしの心を示したい」という店舗経営者の方は、スタンプコンクリートを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

カラーで清潔感を出す🏥

 

職人の技術が光るエントランス

エントランス部分に、天然石を敷き詰めたようなデザインのスタンプコンクリートを施工しました。こちらの施工事例では、目地部分を白にし、よりリアルな臨場感が出るように工夫しています。さらに石の色みも濃淡が重ならないように意識し、ランダムでナチュラル、それでいてまとまりのある仕上がりになっています。

スタンプコンクリートは、同じデザインでも、施工する職人の技術や経験によってクオリティに違いが生まれます。当社では、お客さまの理想を叶えるだけでなく、よりクオリティの高い仕上がりを提案することが可能です。

 

石を引き詰めたようなエントランス🤗

 

まとめ

スタンプコンクリートのデメリットは、実力ある業者へ依頼することで回避することができます。技術がある職人が仕上げたスタンプコンクリートは、美しい見た目を長年キープします。

吉村建設は、スタンプコンクリートを強みとする外構工事専門の会社です。技術力が高い職人の採用はもちろん、材料の質にもこだわっています。アプローチをスタンプコンクリートで作りたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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