おしゃれに、快適に暮らしたい!外構工事の種類とメリットを徹底解説

新築住宅を建てる際に欠かせないのが、住まいの印象や暮らしやすさを左右する「外構工事」です。しかし、住宅の内装に意識が向いてしまい、外構工事まで手が回らない方も多いのではないでしょうか。外構工事は、心の豊かさや防犯性、暮らしやすさなどにも大きく影響します。後回しにせず、どの種類で施工を進めていくのかを検討しましょう。この記事では、おしゃれで快適な住まいを実現する外構工事のメリットや種類をご紹介します。

 

理想の住まいをデザインする外構工事の種類とは

 

日々の暮らしを快適にするために欠かせない外構工事

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外構工事は、日々の生活を安全かつ快適に暮らすために必要です。外構とは、住宅や建物の外まわりにある塀や門扉、アプローチ、駐車場、庭など、暮らしの外側を形作る空間のことです。その空間を施工し、理想の景観に仕上げることを「外構工事」といいます。外構工事の施工には一定のコストがかかるため、単なるおしゃれのための装飾と捉えている方もいるでしょう。

しかし、外構工事を計画的に進めなければ、実際に住んだときに不便さや暮らしにくさを感じる可能性があります。

 

例えば、アプローチの幅が狭くてベビーカーや車いすが通りにくい、駐車スペースが使いづらい、夜間の照明が足りず暗くて危険といったことが起こりかねません。また、目隠しのフェンスや植栽がなければ外からの視線が気になり、広々とした庭でも落ち着いて過ごせない場合があるでしょう。

こうしたリスクは、外構工事を計画的に進めることで回避できます。家族構成やライフスタイルに合わせて駐車場・アプローチをつくったり、周囲の環境に応じて目隠しフェンスや植栽を取り入れたりすれば、暮らしやすさが向上します。

 

また、外構は住宅の美観を左右するものです。住宅の外観と調和したデザインの外構を整備すれば、住まい全体に統一感が生まれ周囲からの印象も良くなるでしょう。なにより、自分の好きなデザインに囲まれて暮らすことで、気持ちが自然と前向きになり、住まいへの愛着も深まっていくメリットがあります。

 

外構は「家の顔」でありながら、日々の動線・安全性・防犯性など、暮らしの質を支える大切な役割を担っています。おしゃれで安全、そして快適な住まいを実現するには、外構工事が欠かせません。

 

外構工事を行う3つのメリット

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外構工事は、住宅の見栄えを整えるだけでなく、日々の暮らしに多くのメリットをもたらします。敷地の境界を明確にしたり、防犯性を高めたりといった機能面の向上に加え、暮らしにゆとりを生み出す効果も期待できます。外構工事のメリットを知り、心安らぐ快適な住まいを手に入れましょう。

 

道路と敷地の境界を明確にできる

外構でアプローチや門扉を設けることで、道路と敷地の境界を明確にできます。敷地境界線は曖昧で分かりにくく、車庫入れの際にうっかり他人の敷地に立ち入ってしまうケースが多くあります。とくに都会の住宅街では、隣地や道路との境界が曖昧になっている場合が多く、意図せず他人の敷地に立ち入るケースも少なくありません。

しかし、フェンスや塀、アプローチなどを整備すれば、物理的な区切りができるためトラブルを回避しやすくなるでしょう。

 

防犯対策を強化できる

外構を整備することで、防犯対策にもつながります。塀やフェンスを設置していない住宅は「入りやすい住宅」と不審者に認識されやすく、泥棒や空き巣被害に遭う可能性が高まります。塀やフェンスなどを設置すれば、敷地内に立ち入りにくくなり、不審者の侵入を防げるでしょう。舗装ではなく、玉砂利を敷いて足音が鳴るようにすれば、心理的な抑制にもつながります。

また、外構で目隠しを設ければ、通行人から家の中が見えにくくなり、プライバシーの保護につながります。

 

暮らしの質を上げて心を豊かにする

外構工事は実用面だけでなく、心のゆとりや暮らしの充実にもつながります。例えば、整えられたアプローチやウッドデッキの設置などは、毎日の暮らしに彩りを与えてくれる要素です。お子さまの遊び場や家庭菜園スペースを施工すれば、家族の時間がより豊かなものになります。

「カフェのような温かみのある外構にしたい」「モダンな住宅に合う外構を設置したい」といった理想を形にすることで、毎日の暮らしが充実します。家に帰る時間が楽しみになるのもメリットの一つです。

 

外構工事の種類は大きく分けて4タイプ

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外構工事の種類は「オープンガーデン」「セミクローズドガーデン」「クローズドガーデン」「イングリッシュガーデン」の4つに分かれます。どのタイプを選ぶかによって、住まいの印象や使い勝手は大きく変わります。理想の空間を作るためにも、それぞれの特徴やメリット、デメリットをしっかり理解しましょう。

 

オープンガーデン

オープンガーデンとは、塀やフェンスなどで敷地を囲まない外構スタイルです。開放感を重視しており、街並みに自然と溶け込む点が大きな特徴となります。また、視界を遮らず、敷地全体を見渡せるスタイルのため、不審者の侵入を防止する役割があります。オープンガーデンには仕切りや塀がないため圧迫感がなく、広々とした空間を演出できる点もメリットです。開放的で殺風景になりやすいのも特徴ですが、植栽やアプローチなどで色を加えればデザイン性の高い外構になります。

 

また、フェンスや塀などを設置する場合、それぞれに材料費や施工費が発生します。オープンガーデンは設置する外構が少ない分、全体のコストを削減できる点が大きなメリットです。ただし、目隠しがないため通行人の視界に入りやすく、プライバシーの確保が難しい可能性があります。道路側に窓がある場合は、植栽や目隠しフェンスなどで通行人の視界を遮るといった工夫が求められます。

 

セミクローズドガーデン

セミクローズドガーデンとは、フェンスや塀などを敷地の一部に設置する外構スタイルです。例えば、道路側には目隠しを設置し、玄関周りはオープンスタイルにするなど、空間ごとにデザインを変えられる点が特徴です。セミクローズドガーデンは敷地の全面を囲わないスタイルのため、プライバシーと開放感のバランスを取りたい方に向いています。

 

また、敷地をフェンスや柵、目隠しブロックなどで囲うと、不審者が死角に隠れやすくなる可能性があります。反対に、オープンガーデンは侵入を遮るものが何もないため、防犯上不安が残るでしょう。セミクローズドガーデンなら、そこまで死角が多くないため、不審者の侵入を回避しやすくなります。

 

ただし、見せたい部分と隠したい部分を見極める必要があるため、外構のデザインやスタイルを決めるのに時間がかかる点がデメリットです。設置する外構が多ければ、オープンガーデンより工事費が高くなる場合があります。

 

クローズドガーデン

クローズドガーデンとは、フェンスや塀、門扉などで敷地を囲う外構スタイルです。道路や隣家との境目を明確にし、外からの視線を完全に遮るスタイルのため、プライバシーを確保できます。クローズドガーデンは、生活感を周囲に見せたくない方、静かな環境を求める方におすすめです。

 

また、通行人からの視線を気にせず、庭で子どもやペットと遊んだり、家族でBBQをしたりできる点もメリットです。家族の時間が楽しくなれば、毎日の暮らしが日々充実するでしょう。さらに、高級感のあるフェンスや門扉を設置すれば、スタイリッシュで重厚感のある外構スタイルを実現できます。

 

一方で、クローズドガーデンは全体を囲う設計であるため、外構工事の費用は比較的高くなる傾向があります。そのため、予算と工事費を照らし合わせながら計画することが大切です。また、外構を設置しすぎると死角が多くなり、不審者が隠れやすくなるため、程よい抜け感を作るのがポイントです。

 

イングリッシュガーデン

イングリッシュガーデンは、花や植物が美しく映えるガーデンスタイルの外構です。18~19世紀頃のイギリスで広まった庭園文化を基にしたデザインで「自然と共に暮らす家」「自然美を称える」をコンセプトにしています。

 

イングリッシュガーデンでは、四季折々の草花をバランス良く植えることで、季節ごとに異なる表情を楽しめます。レンガ風のスタンプコンクリート(コンクリートの上からスタンプで型押し加工をしたもの)や小道をデザインしたり、ベンチを設けたりすれば、ヨーロッパ風の美しい庭を実現できるでしょう。

 

ただし、植物の手入れに手間がかかる点がデメリットです。自然をそのままの形で設置するため、害虫対策を徹底する必要があります。イングリッシュガーデンは、花や植物のお世話をするのが好きな方、緑に囲まれた暮らしを叶えたい方に、おすすめの外構スタイルです。

 

独自の外構工事「フルフィルガーデン」の特徴

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吉村建設は「住み暮らす街を美しく」をコンセプトに、数多くの外構工事を手掛けてきました。当社の外構工事の独自ブランド「フルフィルガーデン」では、外構をアートのように魅せるスタイルを追求しています。

例えば、コンクリートの地面は無機質な印象になりがちですが、外構工事でデザインをプラスすれば、アートのような美しい外構が完成します。外構は単なる設備ではなく、暮らしの質や人々の心、そして街並みをより良くするためのものです。

 

当社は、施工に高い技術が必要といわれている「スタンプコンクリート」を得意としています。スタンプコンクリートとは、コンクリートの上からスタンプを押し、本物の枕木やレンガ、タイルなどを再現する施工方法です。本物の素材の質感を表現できるため、アプローチや駐車場などにスタンプコンクリートを取り入れるだけで、外構がアートのようなおしゃれな空間に生まれ変わります。

スタンプコンクリートの施工期間は比較的短く、費用を大幅に削除できるのも嬉しいポイントです。

 

さらに当社は、安心・安全を第一に材料品質の向上・使用量管理(規定量使用の厳守)・技術向上の努力を徹底指導しております。「アートのような魅せる外構をつくりたい」「ワンランク上の上質な外構デザインにしたい」とお考えの方は、ぜひ吉村建設にご相談ください。

 

外構工事の基本的な流れ

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吉村建設では、お客さまのご要望・ご予算に合わせて最適な施工プランをご提案しております。ヒアリングでは「本当に必要なものは何か」に焦点を当て、デザイン性・機能性がそろった外構スタイルを実現いたします。外構工事の進め方を把握し、スムーズに施工計画を進めましょう。

 

1.外構工事のイメージをまとめる

まずは、理想の外構スタイルを具体化するところからスタートです。インターネットや施工事例などを見ながら、好みの外構を見つけてみてください。

このとき「何を重視したいのか」「どのような家に住みたいのか」に焦点を当てて考えると、好みの外構スタイルを見つけやすくなります。「ガレージ付きの駐車場が欲しい」「子どもと遊べる庭が欲しい」など、要望をまとめておくと良いでしょう。

 

2.見積もり・外構プランの作成を依頼する

外構工事の構想がある程度定まったら、業者に見積もりとプランの作成を依頼します。このとき、構想が決まっていなくても問題はありません。プロのアドバイスを聞きながら、理想の外構プランを具現化していきましょう。

吉村建設では、お客さまの貴重な時間を無駄にしないよう、ヒアリングや打ち合わせの時間は、30分以内を目安にしています。子育てやお仕事でお忙しいお客さまにとって、少しでも効率良く時間を使えるよう心がけております。

 

3.外構プランをまとめる

次に行うのは、外構工事の構想をまとめるステップです。具体的には、提示された見積もりや外構プランを確認し、必要であれば調整・変更していきます。例えば、子どもと遊べる庭が欲しい場合、プライバシーを重視するクローズドガーデンなのか、開放感があるオープンガーデンが良いのかを決めていきます。

吉村建設では、それぞれのメリット・デメリットを伝えつつ、プロの目線で最適な外構プランをご提案させていただきます。契約前にご不明点やご質問があれば、遠慮なくご相談ください。

 

4.契約・外構工事

プランと見積もりの内容にご納得いただけたら、正式な契約を結び、いよいよ施工が始まります。工事が完了後は仕上がりを担当者と一緒にチェックし、不具合や調整が必要な箇所がないかを確認しましょう。当社では、お客さまが工事の過程を確認しやすい雰囲気づくりを心がけています。契約から施工、引き渡しまで自社スタッフが全て対応いたしますので、施工中の変更にもすぐ対応可能です。

 

まとめ

外構工事で住宅の見栄えを整えることで、その街や家に住む人の気持ちが明るくなります。理想の外構スタイルを実現し、おしゃれで快適な住まいを実現するには、信頼できる業者に依頼することが大切です。吉村建設は、長年にわたり数多くの外構工事を手がけてきた経験と実績があります。「どのような外構が良いのか教えて欲しい」「こんな外構実現できるのかな…」といったご相談も歓迎です。ご希望やお悩みに丁寧にお応えしながら、最適な外構プランをご提案いたします。まずは、お気軽にご相談ください。

 

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